少人数保育なので、お子さんの気持ちや動きに寄り添った、遊び中心の保育ができます。
子ども達は、好きな遊びを十分に試したり、友達と関わり合って遊んだり、いきいきと楽しそうです。時には、けんかもありますが、社会性の勉強です。お互いの気持ちを、保育者が代弁して知らせています。
0・1・2歳児期に十分探索活動(あそびの源となる活動)ができると、主体性・好奇心が育ち、自分自身への信頼感・自己肯定感にもつながっていくそうです。保育の場が家庭なので、危険の無いたくさんの探索活動が体験できます。
お子さんの遊びや探索活動に付き合う事が大切な時期に、一人一人に臨機応変に対応します。
天候・体調などを考慮しながら、戸外で遊びます。
保育室周辺は、自然豊かです。畑や緑道がすぐ近くにあり、自然に触れる様々な遊びができます。
おもちゃ等は持たず、自然の中で楽しい事を探しながら自然物で遊ぶ事を大切にします。
緑多い環境の中、大自然を感じながら遊びたいです。
街での散歩は、「寄り道さんぽ」です。
子ども達の心に寄り添い、沢山の寄り道をしながら興味・関心・社会性などを育みます。
道の縁を使った平均台遊び、昆虫観察、落ち葉拾い等興味に合わせて遊びます。時には、商店に寄ったり、電車で出かけることもあります。
0・1・2歳児期は、運動の基礎を育む時期でもあります。「歩く」事を大切に、寄り道しながら沢山歩きながら遊びたいと思います。
子ども達が行きたい時に、庭で自由に遊びます。庭には、多くのおもちゃ・砂場・温水シャワーがあり、やりたいことを実現できる場となります。
子ども達は、水(温水)が大好き。タライにためて入り込んだり、シャワーを雨に見立てて傘遊びをしたり、庭の木に水やりをしたり・・・季節を問わず遊び込める場所です。
砂場は、天竜川で採掘された白砂です。小さい砂場ですが、五感を使いながらの砂遊びで開放感も味わいます。
庭は、安心感を保ちながら様々な興味を満たせる場所です。
近所に、畑を借りています。
四季ごとに、野菜を栽培・収穫します。土に触る機会の少ない現代ですが、手も足も真っ黒になって遊ぶ機会となります。
また、畑は坂の途中にあるので、知らず知らずのうちに足腰も鍛えられます。
沢山の虫・鳥や自然と出会え、あそぶ機会ともなります。
野菜の栽培・収穫は、食育にもつながっています。五感を使い自然と関わる事で豊かな感性が育まれたら、嬉しいことです。
お子さんの誕生日に誕生日会を開いて、皆でお祝いします。プレゼントごっこの後は、「遊園地ごっこ」「冒険ごっこ」など楽しいあそびプログラムで盛り上がります。保育者の誕生日にも、趣向を凝らしたプログラムを皆で楽しみます。
自分の誕生日も、他の人の誕生日も、「嬉しい日、楽しい日」となります。
日々の給食が「食育」ですが、保育室畑で野菜を収穫した時や行事の一環として、クッキングあそびを楽しみます。
クッキングでは、食材等に興味を持ったり、作る事の喜びを味わう機会となります。まだ幼い子ども達ですが、保育者が見守る下で衛生に気を付けながら、野菜を切ったりつぶしたりと器用にこなします。
自分達が作った物は、格別に美味しい様子で、食育につながります。
生活の中で、「お手伝い」をする機会が沢山あります。お手伝いも、遊びの一環です。
食べる前には、テーブルを拭いたり、エプロンを配ったり、コップやお皿を並べたり…。生活の中で年齢に合った手伝いをするこ事は、「生きる力」を付ける機会ととらえ、様々な手伝いを体験します。保育の場が家庭なので、様々な手伝いが可能となります。
大人に「頼られる経験」「喜んでもらえる経験」は、子ども達の力を引き出します。
たくさん遊ぶ中で、言葉が豊かに発達します。
子ども達は、おだやかな家庭的環境の下、様々な人の多くの言葉を聞きます。保育者の応答的な関わりや友達とのやり取りの中で、自然に言葉が増えて行きます。
子どもと向き合い対話することが大切と言われますが、少人数保育はそれが可能となります。
乳幼児期に多くの言葉を獲得すると、一生を通じて語彙量が豊富になると言われます。